
会社概要
Company Profile
会社名 ソーシャル知財株式会社
所在地 東京都調布市調布ヶ丘1-34-1
1-34-1 Chofugaoka, Chofu-shi, Tokyo, JP
代表者 代表取締役 菅 喜嗣
CEO Yoshitsugu Suga
設立 2019年
Establish 2019
顧問弁理士 特許業務法人 コスモ国際特許事務所
事業概要
ソーシャル知財(株)事業内容
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知財使用ロイヤリティ報酬による地域活性商品開発
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地域活性商品の製造、販売等による「はたらく居場所」づくり
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熊狩り事業(中小メーカーとデザイナーを結ぶ新分野創出事業)
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コミュニティ工場、福祉作業所、地域活性化団体などの商品開発流通支援事業
※福祉作業所等との取り組みの場合は無償で行う場合もあります。 -
ビジネス特許を使った食品廃棄ロス防止及び異業種分野進出支援事業 他
お金や流通などの商売リソースを持たない中小企業商品開発を知財活用でイノベーションする事が得意です。(既存商品を新しい分野に転換する手法)
事業対象業者
国内中小企業(下記の製造流通事業者)
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菓子、食品、海産物、日本酒など酒類全般、飲料、民芸品、生活雑貨など
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コーディネーター、デザイナー、ライター、ウェブ関連等の専門家、福祉作業所、社会的企業など
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美術・デザイン系学校、ビジネス系学校など(インターン他)
ソーシャル知財の商品開発理念
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日本の中小メーカーのモノづくり環境をよく理解し、既存の製造工程で無理なく作れる商品に、知的財産権を絡めたアイデアやデザインを付加して、従来の業界発想にはない新しい分野の独占商品を生み出す。
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初期投資や運営コストをできるだけかけないで、視点や発想をずらすだけで自然に売れていく商品開発を理想とする。手間とお金がかかるブランディングを前提とした商品開発はしない。(売れた後のブランディングは必要)
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エンドユーザーが購入するだけでなく、SNSを通じて自らが発信したくなるストーリーや仕掛けを初めから内包させたロングラン商品を目指す。
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開発段階から、売れた場合の競争回避を考え抜き、ライバルが将来にわたり“真似する気がおきない”ような工夫を凝らす。ショボい、バカバカしい…などのマイナス評価の中にむしろヒントがある。
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あるべき正解を目指すロジカルシンキングでは他社との類似商品になるので、既にあるものの組み合わせであるブリコラージュ発想で考える。特大ホームランを目指し小さなヒットは狙わない。
それを一言でいうと…
Tシャツのデザインでライバルと競うより、かつてのTシャツのような新分野をつくる。
その昔、Tシャツという概念はありませんでした。 誰かがある時、下着にイラストを描けばオシャレな外着になる事を思いついたのがTシャツの始まりです(想像ですが…)。
皆が注目するデザインや品質はとても重要ですが、その土俵だけで戦えば、売れるハードルは極めて高く、もし売れたとしてもすぐに真似されライバルとの疲弊競争になります。恐らく才能があって努力もできる超一流の人や会社しか生き残らないでしょう。
既存の商品を少しずらして新分野を作り、かつてのTシャツのような新分野をつくる。それを知的財産権で守った上で、デザインやブランディングをする方がずっと面白いし誇りが持てるという考え方です。
マーケットに要求されるものをリサーチ、現状を分類してロジカルに作っていく従来の商品開発ではもうダメだと思います。我々は、「既にそこにあるリソースを発想力で組み合わせるブリコラージュ的モノづくり」にこだわっています。なぜなら、既にある分実現可能性がずっと高い上、難しい制約をお金をかけずに乗り越えようとする時、思いもかけない発想が湧いてくるからです。
ブリコラージュ的モノづくりとは?
例えば無人島でどうしてもても魚を捕獲したい時、当然市販の網やモリはありません。無人島にあるものを組み合わせて道具を作る必要があります。
このように既にそこにあるものを寄せ集めて、思いもよらないモノを作る事を「ブリコラージュ」と言います。設計図や部品からものを作り上げる近代のエンジニアリング的モノづくりと違い、逆にそこにあるもので何ができるかなどの発想転換力が必要です。
今は世界的な大企業でも、お金のない創業期はブリコラージュ的なモノづくりからスタートした。そんな企業も多いのです。
代表プロフィール
菅 喜嗣(スガ ヨシツグ)
Yoshitsugu Suga
ソーシャル知財株式会社 代表取締役CEO
株式会社ノルコーポレーション 代表取締役会長
株式会社MNH 代表取締役会長
CEO Social intellectual property rights Co., Ltd.
Chairman NOL corporation & MNH Co., Ltd.
仙台出身。大阪大学卒業後、当時文化事業を掲げていた西武百貨店に入社するも2年で挫折退社。学習塾の教室長、アングラ劇団制作手伝い、現代詩同人誌発行人、山谷の現場監督などを経て1987年インドネシアNGOなどと組み個人工房創業。1991年生活雑貨メーカーの(株)ノルコーポレーション設立(現会長)。2006年JASDAQ上場直前に自ら取り下げ。2008年社会的企業(株)MNH(みんなで日本をハッピーに)設立(現会長)。2017年引きこもり経験者の 営利就労会社コミュニティ工場 設立。2019年知的財産権ノウハウを活用した中小メーカー支援のソーシャル知財(株)設立(現社長)。趣味は高校時代から続けているフェンシング。2019年全日本ベテランフェンシング選手権優勝。カイロ大会日本代表。東京ガーデンフェンシングクラブ主宰。